『007 ゴールドフィンガー』出演のマーガレット・ノーランが死去 76歳
『007 ゴールドフィンガー』のボンドガールの1人、ディンクを演じたマーガレット・ノーラン(76)が5日(現地時間)に亡くなった。息子のオスカー・ディークスが明かした。
監督のエドガー・ライトもツイッターでマーガレットの訃報を伝え、嘆いた。昨年、マーガレットはエドガー監督作、アニャ・テイラー=ジョイ主演のホラー映画『Last Night in Soho』(原題)に小さな役で出演したという。
「彼女は60年代のクールな人たちの中心にいた。ザ・ビートルズと共演したり、ボンド映画のアイコン以上の存在だったり、『Carry On』シリーズの映画にも出演した」と4投稿(のちに1投稿追加)にわたってマーガレットの出演した映画や、撮影で一緒に過ごした時間についてツイートした。人柄については「とてもおもしろく、頭の切れる人。素晴らしい思い出でいっぱい」と語っている。
マーガレットは『007 ゴールドフィンガー』のポスターやオープニングタイトルで、全身を金粉でペイントしたモデルを務めたことで有名。劇中ではショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドを相手に、マッサージ師ディンクを演じた。女優業は80年代半ばで休業したが、2011年にイギリス映画『The Power of Three』(原題)