黒澤明監督の『生きる』がイギリスで映画化 主演はビル・ナイ、脚本はカズオ・イシグロ
黒澤明監督の『生きる』(1952年)が、『Living』(原題)としてイギリスでリメイクされることになった。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。
監督は、2011年に『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナス、脚本は日系イギリス人小説家で、ブッカー賞とノーベル文学賞の受賞者カズオ・イシグロ(「わたしを離さないで」)に決定。イシグロ氏は「私たちの多くは毎日長い時間、机やパソコンの画面の前に固定される生活を強いられています。新型コロナウイルスが発生してからはなおさらです。そんななか、全体像を見ようとすると、自分のがんばりがどれだけ役に立っているか可視化できず、悩んでいる人もいます。そういった人たちの心に響く物語になると信じています」と語っている。『キャロル』のプロデューサーコンビのスティーヴン・ウーリー&エリザベス・カールセンが製作を行い、「黒澤プロダクション」も関わる。
主演は『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー助演男優賞、『ナターシャの歌に』でゴールデングローブ主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞したビル・ナイが務める。共演者にはNetflixの「セックス・エデュケーション」でエイミー役を演じているエイミー・ルー・ウッドが決まっているという。
『Living』の舞台は1952年のロンドンで、主人公は第二次世界大戦後に公務員として働くウィリアム。机の上に山積みになっている書類仕事を目の前にしながら、彼は病により余命わずかだと悟る。死を目前としたウィリアムは、単調な人生に意味を見出だす冒険を始めるのだった。
『Living』は来春、イギリスで撮影開始予定。
(Hiromi Kaku)
提供元の記事
関連リンク
-
new
『THE ONE SHOT』堀内健VS川原克己、又吉直樹VS国崎和也 “感動”と“笑い”の短編に挑戦者も困惑
-
new
つわりで入院する嫁に「軟弱w」と暴言を吐く義母。だが直後、病院で「おばさん…」ある人物の一言に義母が赤面!?
-
日本酒の味わいと記憶を描く100分の長編アニメーション・ドキュメンタリー映画『テイスト・オブ・ウォーター』 Toonz Media Groupとの国際共同製作が決定
-
new
”中古市場でもほとんど出回ることがない”釣り竿に驚きの査定額「全然安いもんだと思っていた」『アナタのお宝ハウマッチ』
-
new
『GTO』生徒役キャスト陣、“学園祭”にワクワク止まらず カジサック長女・梶原叶渚は「新鮮で楽しみにしていました」