2009年10月28日 13:02
マイケル・ムーア、永田町に乗り込む? 新作引っさげ、初来日決定!
(Photo:cinemacafe.net)
世界的大不況が叫ばれる中、“お金”を題材にアメリカ経済の現状に警鐘を鳴らすドキュメンタリー『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。“アポなし取材”を得意スタイルとする、異才マイケル・ムーアがこの新作を引っさげ、11月下旬に初来日することが決定した!
『ボウリング・フォー・コロンバイン』(’02)でドキュメンタリー作家として、ここ日本でもその名を知らしめたムーア。以来、『華氏911』(’04)、『シッコ』(’07)と新作ごとに大きな波紋を投げかけてきた。興行成績の面でも高い記録を残してきたにもかかわらず、「行くまでの時間が長過ぎるから」という理由で、意外にもこれまで来日経験はゼロ。4度目の正直となる今回は、「(フライト時間が)12時間くらいなら行けるかも」との安直と思える理由で、“アポあり”で来日するに至った。
本作でムーアが描きだすのは、ずばり“まじめに働く99%の労働者”と、“搾取する側、1%のCEO”の相反する生活の実態。「ウォール街の飽くなき利益の欲求」を独自のスタイルで斬っていく。また、本作で初めて字幕監修を務めるのが、分かりやすい経済解説で、TVでも活躍中の経済アナリスト、森永卓郎。