『朝が来る』河瀬直美、黒沢清&是枝裕和らと釜山アジアンシネマのアンバサダーに
永作博美と井浦新が夫婦役を演じ、辻村深月のヒューマンミステリーを映画化した『朝が来る』。本作を手掛けた河瀬直美監督が、第25回釜山国際映画祭にてイ・チャンドン、ジャ・ジャンクー、黒沢清、是枝裕和など錚々たる面々と共にアジアンシネマのアンバサダーに選出された。
釜山国際映画祭はアジアを代表する映画の祭典として常に注目を集め、国内外の約300作品(ワールドプレミア約100作品)が上映され、来場者数は約20万人を記録している。今年はコロナ禍により当初の予定より2週間延期され、10月21~30日に規模を縮小して開催される予定。
今回、同映画祭の公式HPにてアジアンシネマのアンバサダーが発表されており、河瀬監督のほかには、イ・チャンドン監督、パク・チャヌク監督、黒沢清監督、是枝裕和監督、ジャ・ジャンクー監督、俳優のチャオ・タオ、ツァイ・ミンリャン監督、俳優のリー・カンションといった錚々たる面々が名を連ねている。
選出を受け、河瀬監督は「私の映画キャリアは釜山映画祭の歴史とほぼ同時です。この25年の様々な変遷を経て今年のコロナ禍にあっても映画祭を開催される背景には大変な決断とスタッフの努力があってのことでしょう。