ストップモーションとCGが見事な融合『ミッシング・リンク』驚異のメイキング映像入手
超絶技巧のアニメ表現で世界を魅了し続け、ストップモーションアニメ史上初となるゴールデン・グローブ賞を受賞する快挙を成し遂げたスタジオライカの最新作『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』。この度、そのストップモーションアニメとCG技術の見事な融合を確認できるメイキング映像がいち早くシネマカフェに到着した。
本作でメインの撮影技法として用いられている“ストップモーション”は、対象物を小刻みに操作して、個々にコマ撮りを行うことで連続して再生したときに対象物が動いているように見せる超アナログな撮影法。映画の世界で最初に使われた、最古の「特殊効果」でもあり、ライカでは、1秒毎に24枚のポーズをアニメーターが創作している。ちなみに本作では、映画全体の映像処理だけで、1億1200万時間(1万2785年相当)という途方もない時間が費やされている。
ライカがユニークなのは、この100年以上も前から使われてきた技術を巧みに操りながら、最先端技術と融合させることで、CG要素が入ったハイブリッド映画を生み出したこと。これにより、15年間に渡って観るもの全ての人を驚かせる驚異の作品を生み出してきたのだ。