『声優夫婦の甘くない生活』巨匠フェリーニ監督に敬意込めたオマージュビジュアル完成
ソ連からイスラエルに移住した映画吹き替え声優夫婦の第2の人生を描く『声優夫婦の甘くない生活』。この度、本作でオマージュが捧げられている名匠フェデリコ・フェリーニ監督の『ボイス・オブ・ムーン』版ビジュアルが解禁された。
公開決定のニュースに、早くも映画ファンの間では「夫婦愛と映画愛に満ちた作品で惹かれる」「フェリーニの作品が出てくるの、楽しみ」「声優という職業、しかも夫婦、そしてイスラエル発!世界観からもう面白そう」とSNSで期待の声が上がっている本作。
溢れんばかりの映画愛に包まれた本作は、今年、生誕100周年を迎えたイタリアの名匠フェリーニに最大のオマージュを捧げており、その理由について監督のエフゲニー・ルーマンは、大好きな映画制作者であることはもちろん、主人公の声優夫婦、そして監督自身も幼少期を過ごした当時のソ連圏で観ることのできた、数少ない外国映画の監督のひとりだったから、と語る。
この度、そんな本作のビジュアルが、1990年日本公開時のデザインをイメージした『ボイス・オブ・ムーン』版に変身。月に見立てた黄色い映画フィルムのリールが印象的だ。
『ボイス・オブ・ムーン』は、『ライフ・イズ・ビューティフル』の人気俳優ロベルト・ベニーニが主演したフェリーニ監督最後の長編映画。