シーアの監督デビュー作、ケイト・ハドソンが坊主頭で挑んだミュージカル映画が完成
2015年のヴェネチア国際映画祭で、映画監督デビューの計画を発表していた歌手のシーアが、5年を経て監督デビュー作『Music』(原題)を完成させたことが明らかになった。
今作は15年前にシーアが執筆した短編を基とし、作家のダラス・クレイトンとともに脚本を書き上げたミュージカル映画。「Variety」誌に語ったところによると、シーアはクレイトンのおかげで監督としての自信が持てたという。初監督を務めた感想は「ものすごく大変だった。まるでミュージック・ビデオを毎日、40日間連続で作っているような感じ」と語っている。
キャストはケイト・ハドソンが主演を務め、2015年に「ハミルトン」でトニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞したレスリー・オドム・Jr.やシーアの「シャングリラ」などのMVでお馴染みのマディ・ジーグラーが出演している。
ケイトは家族と疎遠になっているズー役。ある日突然、異母(異父)妹で自閉症のティーンエイジャーの後見人になることに。
レスリーはズーを助ける隣人を演じる。ケイトは今作の役作りで坊主頭を披露している。
シーアは今作を「自閉症の人と、介護をする人たちへのラブレター」として製作したという。