2020年10月31日 16:00
炭治郎の前に立ちはだかる最強の鬼たちに注目『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
公開わずか10日間で興行収入100億円を突破し、話題を呼んでいる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。今回は、映画を楽しむための基礎知識として、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)らの前に立ちはだかる最強の鬼たちに迫った。
劇場版の敵は「夢を支配する」鬼・魘夢その恐ろしい能力とは?
「鬼滅の刃」は、鬼に家族を殺された竈門炭治郎が、鬼を討つ組織・鬼殺隊(きさつたい)に入隊し、時を同じくして隊に入った仲間や「柱」と呼ばれる強力な剣士たちと出会い、成長しながら鬼との戦いに身を投じていく物語。
鬼殺隊の最終目的は、人を喰らう鬼にする能力を持つ鬼の始祖、鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)を倒すこと。すでに放送されたアニメでも、強力な異能力である血鬼術(けっきじゅつ)を使う鬼たちを倒してきた炭治郎だが、劇場版となる本作では短期間の内に40人以上の行方不明者を出している“無限列車”を舞台に過去最強の敵、下弦の壱・魘夢(かげんのいち・えんむ)が立ちはだかる。
彼が使う血鬼術は、相手を眠らせ、意のままに夢を見させるという能力だ。魘夢は夢を見せている間に精神を破壊することで、対象者を廃人にすることができる。