本広克行監督絶賛、斎藤工のエチュードも『ビューティフルドリーマー』冒頭映像
小川紗良主演、本広克行監督がメガホンをとった、映画レーベル「Cinema Lab」第1弾作品『ビューティフルドリーマー』より、冒頭から6分40秒までの本編映像が公開された。
押井守の脚本「夢みる人」を映像化した本作では、劇中のセリフの半分以上が俳優たちの即興芝居で構成されているという、本広監督の前代未聞の演出方法がなされている。到着した映像では、その演出の一端が垣間見れる。
古いフィルムを見つけ、面白いから自分たちで撮影してみようと提案するシーンが描かれる今回の映像に関して、本広監督は「映画研究会のメンバーと斎藤工の即興芝居は特に見ものです」と、見どころは映研OBとしてメンバーを支えるタクミの出演シーンだと明かし、「冒頭からこんなに本編映像解禁したのは、僕自身初めてです。是非劇場に行く前にご覧ください!」とコメント。
また主演の小川さんは「部室で古いフィルムを見つけてみんなで映写機にかけてみるという経験を、私も映画サークル時代にしたことがあります。ひとつひとつ確かめながら映写機に触れる緊張感や、スイッチを入れた途端に聴こえるカタカタという音の高揚感など、全てが追体験のようによみがえりました」