2020年11月29日 20:40
福山雅治「愛おしい現場でした」 最優秀作品賞は『海辺の映画館-キネマの玉手箱』&『ラストレター』
私からのお願いでもあり、監督からのお願いでもあると思って、4名に皆さまから大きな拍手をいいただけないでしょうか?」と、観客に呼び掛けた。客席からは大きな拍手が鳴りやまず、主要キャストの厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲は興奮で瞳を輝かせていた。
また、豪華俳優が出演する岩井俊二監督によるオリジナルラブストーリー『ラストレター』に主演した福山雅治、そして共演の森七菜は岩井監督とそろって登壇。福山さんは、「監督のイメージしているものにどれだけ近づけるかと全員向かっていったので、集中力の高い現場だった。監督が悩む間の待ち時間も愛おしい現場でした」と愛情たっぷりにコメント。
「素晴らしい皆さんに受けていただいて。非常に撮りがい、撮影しがいがありました。至福な時間でした」と話す岩井監督。
森さんを撮影しての感想を聞かれると、「何というか…小リスのような(笑)。かごから出すと、ピュッとどこに行くかわからない感じ(笑)。カメラのどの辺に立つんだろうってところからスリリングな演技で、素敵でしたね」と目じりを下げていた。一方、『君が世界のはじまり』にて、本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰する「最優秀新進監督賞」