2010年はバンドブーム再到来? 小栗旬、初監督作品は旬な5人が高校バンドマンに
(Photo:cinemacafe.net)
2009年だけでも『クローズZERO II』に『TAJOMARU』、そして現在放送中の月曜9時枠ドラマ「東京DOGS」と映画にTVにとひっきりなしに主演作品が続く、いま最も多忙を極める俳優の一人、小栗旬が弱冠26歳にして初映画監督に挑む。タイトルは、『シュアリー・サムデイ』。4年越しの構想期間、完全オリジナル・ストーリーでもって、2010年の映画界に新風を吹き込む!
遡ること4年、自身と高校の仲間たちとの絆をテーマに、自ら書き上げた1枚のプロットを若手脚本家の武藤将吾に持ち込んだことから始まったこのプロジェクト。その後、武藤氏のオリジナルストーリーに小栗さんのプロットの要素が絡み合う形で出来上がった脚本に、小栗さんは惚れこみ、即座に映画プロデューサーの山本又一朗(『クローズZERO』シリーズ)に持ち込むが、小栗さん自身の充分なスケジュールを確保することが困難なあまり、その後、4年の月日を経ることに。だが、この期間にも小栗さんの中では構図からキャスティング・プランまで一つ一つが固められていったという。そして、昨年の『TAJOMARU』撮影直前、全ての環境が整ったことを機に、遂にプロジェクトが再始動、今年7月にクランクインへとたどり着いた。