2021年のアカデミー賞授賞式、バーチャル開催ではなく通常通りの対面開催を想定
来年4月に開催予定のアカデミー賞授賞式は、コロナ禍にもかかわらずバーチャル(オンライン)開催ではなく、従来通りに対面での開催&放送を予定しているという。「Variety」誌が報じた。
例年2月の終わりの日曜日または3月の初めの日曜日に開催されている同授賞式。来年に関しては新型コロナウイルスの影響で、通常よりやや先の4月25日に開催日を設定したことをすでに発表済み。
主催者の映画芸術アカデミーは、来年の春までには映画館の営業が再開し、より多くの作品が賞レースに参加できるように願っているとのこと。しかし、たとえそれまでに映画館が再開していなくても、いつも通りに授賞式を開催することを想定しているという。
最近、同アカデミーは会場で3400座席を有するドルビー・シアターを訪問し、複数の選択肢を模索したようだ。対面での授賞式が開催されるとすれば、何人の候補者が参加できるか、あるいは参加を希望するかは不明。
主演・助演賞にノミネートされる可能性がありそうな俳優たちには、アンソニー・ホプキンス(82)、ソフィア・ローレン(86)、エレン・バースティン(87)、メリル・ストリープ(71)など高齢者がずらり。感染した際の危険は否めない。
(Hiromi Kaku)
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