A24が配給、アフガンでの実話に迫る『キル・チーム』公開決定&予告も
アフガニスタンで米兵が一般市民を殺害していたという衝撃的な実話を基に描き、全米配給権を「A24」が獲得した『キル・チーム』(原題:THE KILL TEAM)の公開日が2021年1月22日に決定。日本版アートワークと予告映像が到着した。
ドキュメンタリー作家として2度のアカデミー賞ノミネートを誇る俊英ダン・クラウスが、2010年に起きた事件を題材に手掛けたドキュメンタリーを自ら劇映画化。全米では気鋭の映画制作・配給スタジオ「A24」が配給権を獲得したことも大きな話題となった。
俳優陣は軍隊でトレーニングを受けさせたうえで撮影に入るなど、実話に基づく唾棄すべき戦争の暗部を徹底したリアリズムで描くその姿勢は、観る者の心を激しく揺り動かす。
主演を努めたのは、アメリカ版『Death Note/デスノート』の主演や『きっと、星のせいじゃない。』などで知られる若手実力派俳優ナット・ウルフと『ターザン:REBORN』の主演を務めた人気俳優アレクサンダー・スカルスガルド。
理想に燃える若き兵士と、戦場のリアルを知るがゆえに自らを正当化し殺人に手を染めてゆく“英雄”という対照的な役柄を、圧倒的説得力をもって演じ切る。