カトリーヌ・ドヌーヴ、愛おしい個性派家族たちをまとめる母に『ハッピー・バースデー』
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の、愛おしくもほろ苦い家族ドラマ『ハッピー・バースデー家族のいる時間』が2021年1月8日(金)より公開。監督がフランスの国民的女優といえるドヌーヴを起用した理由を明かした。
今年77歳を迎えたカトリーヌ・ドヌーヴ。代表作『シェルブールの雨傘』や『8人の女たち』『真実』など、数多くの映画作品で知られ、最近までコンスタントに約1年に1本のペースで主演し、第一線で活躍し続けている。昨年2019年11月6日、『De Son Vivant』(原題)の撮影中に軽い脳卒中を起こし数週間入院。現在は無事に回復し、退院して自宅で過ごしているという。
本作では、一家の中心としてバラバラになった家族をひとつにまとめる優しく頼もしい母親を演じている。物語はドヌーヴ演じるアンドレアの70歳の誕生日を祝うため、いつもは離れて暮らす子どもや孫たちがお祝いに駆け付ける場面からはじまる。
そこへ、3年間行方不明だった長女が戻って来たことで、混乱の一日が幕を開ける…。
トラブルメーカーの長女クレール役を監督としても活躍する女優のエマニュエル・ベルコが演じ、芸術家肌の次男ロマン役をヴァンサン・マケーニュが、しっかり者だが融通のきかない長男ヴァンサン役を本作の監督を務めているセドリック・カーンが演じている。