【インタビュー】アナ・ジラルド、いま分からなくても「そのうち意味に気づく」『パリのどこかで、あなたと』
SNSでは埋められない孤独や、仕事に対する不安を抱える男女が、葛藤しながらも過去を受け入れ前進する姿を描く映画『パリのどこかで、あなたと』が、12月11日(金)より日本公開。この度、公開に先駆けて、本作の監督セドリック・クラピッシュと主演のアナ・ジラルドが、舞台となるパリや演じた役柄についてインタビューで明かした。
本作は、パリの隣り合うアパートメントでひとり暮らしをしている30歳のメラニーとレミー、不器用な男女の出会いを描くフレンチ・ラブストーリー。
メラニーは元恋人との恋愛を引きずりながらも仕事に追われる日々を過ごし、一方、レミーは同僚が解雇されるも自分だけ昇進することへの罪悪感とストレスを抱えていた。その影響からメラニーは過眠症に、レミーは不眠症に苦しむ日々が続き、それぞれセラピーに通い始める。都会の喧騒の中で、同じ電車に乗り、同じ店で買い物をして、同じように孤独を埋められない2人は、道ですれ違うことはあっても知り合うことはない。そんな2人の人生が交わることはあるのか、その出会いは2人の人生を変えるものとなるのか…というのが本作のあらすじ。
『おかえり、ブルゴーニュへ』以来のタッグとなった2人。