バレンタインが消えた…?台湾アカデミー賞5冠『My Missing Valentine』日本公開

台湾のアカデミー賞・金馬奨で作品賞、監督賞を含む最多5部門を受賞した英題『My Missing Valentine』(原題:消失的情人節)が、2021年初夏に公開されることが決定した。
郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサーの女性。ある日、街中で出会ったハンサムなダンス講師ウェンソンと“七夕バレンタイン”にデートの約束をするが、ふと目覚めると翌日になっており、バレンタインが消えてしまった…!失くした大切な“1日”の記憶を探す旅に出たシャオチーが見つけた真実とは――?
“消えたバレンタイン”を巡り、時間の流れが異なる男女が織りなす、これまでに誰も観たことのない、オリジナリティ溢れるファンタジックなラブストーリー。恋愛映画の金字塔『エターナル・サンシャイン』や『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』などに並ぶ、“愛”と“時間”を巡る、新たなる傑作が台湾から誕生した。
■“台湾ニューシネマ”の異端児チェン・ユーシュンの原点回帰にして最高傑作
90年代台湾映画界において、エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェンらとは一線を画す“台湾ニューシネマ”の異端児として出現したチェン・ユーシュン。