伊藤沙莉「心に届くといいな」『映画 えんとつ町のプペル』夢を持つ者を嫌う少年役に
ゴミから生まれたゴミ人間・プペルを窪田正孝、星を信じる少年ルビッチを芦田愛菜が演じる『映画 えんとつ町のプペル』。本作で、ルビッチの“元友達”と呼ばれる少年アントニオの声をつとめた伊藤沙莉がキャラクターと本作への思いを語った。
友達がいないというルビッチが、ハロウィンの夜にプペルと出会い友情を育んでいく物語だが、ルビッチにはずっと友達がいなかったわけではなかった。その“元友達”がアントニオ。絵本にも登場するキャラクターで、デニス(声:大平祥生)、レベッカ(声:諸星すみれ)といつも一緒にいる、えんとつ町に住む少年だ。
アントニオはプペルがえんとつ町にやってきた時から、強く嫌悪感を示し、プペルの口から“ルビッチがまだ星を信じていること”を聞くと激怒し、プペルをいじめてしまう。アントニオは何に怒っているのか、デニスとレベッカも分からなかったが、物語が進むにつれそのアントニオの心情が明らかとなっていく。
そんな、夢を信じるルビッチとは対極的に描かれるアントニオの声を演じた伊藤さん。
「いじめっ子のような強い印象のある男の子ですが、本当は純粋で意外と臆病な子なんだと思いました。西野(亮廣)さんや廣田(裕介)