2020年12月20日 14:00
『ニューヨーク 親切なロシア料理店』“影の主役”アンドレア・ライズボロー本作は「とてもリアル」
ある事情を抱え、夫から逃げてきた若い母親と息子2人が、ニューヨークの老舗ロシア料理店で見知らぬ人々と出会い、新たに人生をスタートする姿を優しい眼差しで描く現在公開中の映画『ニューヨーク 親切なロシア料理店』。この度、本作の出演者のひとり、アンドレア・ライズボローのインタビュー映像をシネマカフェが独占入手した。
ロンドン王立演劇学校で学んだ後、舞台で活動、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』や『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』などに出演したアンドレア。そんな実力派俳優が今作で演じているのは、救急病棟に勤める看護士のアリス。ハードな毎日を送る一方、休日もボランティアで赦しの会というセラピーグループを主催。自分の幸せは諦め、人助けに身を捧げる女性。
劇中では、若い主婦クララ(ゾーイ・カザン)に救いの手を差し伸べるアリス。そんな他人のために生きる姿は観客の心を揺さぶっており、本作の影の主役ともいえるキャラクターだ。
今回のインタビューでは、まず、本作への出演を決めた理由について語られる。本作の監督・脚本を務めたのは、『17歳の肖像』『ワン・デイ23年のラブストーリー』のロネ・シェルフィグ。