監督としても高評価『ハッピー・バースデー』エマニュエル・ベルコに注目
フランスの至宝カトリーヌ・ドヌーヴが贈る、愛おしくもほろ苦い家族ドラマ『ハッピー・バースデー家族のいる時間』。本作でドヌーヴ演じる母と衝突する娘を演じているのが、エマニュエル・ベルコ。映画監督としても活躍する、この実力派女優に注目した。
これまでエキセントリックな役柄を多く演じてきた個性派女優であり、監督作品が度々カンヌ国際映画祭に出品されるなど、映画監督としても著名なエマニュエル・ベルコ。長編初監督作品にして主演作の『なぜ彼女は愛しすぎたのか』は第54回カンヌ国際映画祭ある視点部門に、監督作品『ミス・ブルターニュの恋』が第63回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、国際的にも高い評価を得る。
第68回カンヌ国際映画祭では監督作『太陽のめざめ』が女性監督として史上2度目となるカンヌ国際映画祭のオープニング上映を飾り、同年のカンヌ国際映画祭では主演した『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』で女優賞を受賞。
本作『ハッピー・バースデー家族のいる時間』で親子役で共演しているドヌーヴとは、監督作品『ミス・ブルターニュの恋』『太陽のめざめ』、そして製作中の新作『De son vivant』(原題)