くらし情報『ポン・ジュノ監督『すばらしき世界』を絶賛「遥か先まで進んだ映画」』

ポン・ジュノ監督『すばらしき世界』を絶賛「遥か先まで進んだ映画」

Photo by cinemacafe.net

本年度シカゴ国際映画祭にて、観客賞&最優秀演技賞の2冠を達成した西川美和監督最新作『すばらしき世界』が、来年2月11日(木・祝)より公開。この度、公開に先駆けて、著名人からコメントが到着した。

本作は、直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」を原案に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して、「社会」と「人間」の“いま”をえぐる問題作。

『パラサイト 半地下の家族』が大きな話題となり、西川監督とかねてより親交のあるポン・ジュノ監督は、本作について「私たちが生きるこの世界は、適応すべき価値がある場所なのか?と突きつけられた。とにかく実に深く、遥か先まで進んだ映画だ」と絶賛。

前作『永い言い訳』の主演を務めた本木雅弘は「幸福と鉛とを交互に飲み込む西川さんの作品には、他にはない滋味深さがある。現実を転写したスクリーン上にみるみる零れる切なさと愛おしさ、、、観るべき、知るべき、この “ すばらしき世界 “」とコメントした。

ほかにも、「誰かが空を見上げ、美しいと感じる瞬間がある。
その瞬間の空には、わたしを含め個々の行動が反映されているのかもしれない。

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