役所広司「今度こそ堅気ぞ」新年&誕生日に『すばらしき世界』場面写真解禁
西川美和監督最新作『すばらしき世界』の主演・役所広司が、本日1月1日、満65歳の誕生日を迎えた。社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘する役所さん演じる主人公・三上正夫の姿には称賛が集まり、第56回シカゴ国際映画祭にて「観客賞」、今村昌平監督作『赤い橋の下のぬるい水』以来、自身2度目となる「最優秀演技賞」の2冠の快挙を達成。そこで本日は、「今度こそ堅気ぞ」と決意を胸に13年振りに出所した三上の場面写真が一挙に解禁となった。
西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ本作。
役所さんは昨年、「映画館へ行こう!」キャンペーン2020のアンバサダーにも就任し、映画館で映画を観ることの魅力や日本映画に対する思いを語るなど精力的に映画界に貢献。昭和、平成、令和と時代を駆け抜け、第一線で走り続ける言わずと知れた日本映画界きっての名優だ。
今回到着した写真には、三上が13年前に裁判を受ける様子や、受刑者の経歴を事細かに書き写した個人台帳である身分帳の写真など収監される前の様子が見てとれる。