サトエリ&柳楽優弥、カンヌで「運命の出会いをした」 『すべては海になる』完成披露
(Photo:cinemacafe.net)
「やっぱり猫が好き」、「時効警察」などの人気番組の脚本・演出を手がけてきた山田あかねの初映画監督作『すべては海になる』が完成し、11月16日(月)、山田監督と、主演の佐藤江梨子と柳楽優弥を迎えての完成披露試写会が行われた。
ある書店で出会った、心に傷を抱える女性書店員(佐藤さん)と男子高校生(柳楽さん)の恋愛を描く本作。自身と同じ27歳という等身大の女性を演じた佐藤さんは、「元々、本が好きで、姉も弟も本屋で働いていたことがあって本屋さんをやりたかったので夢が叶った。これまで突拍子もない役が多かったけど、今回は等身大の役だったので年をとるのがとても楽しくなる作品でした」と語った。どんな点に共感したか尋ねると「誰かと繋がっていたい、必要とされていたい、用もないのに携帯を見てしまったり」と少し寂しがり屋な一面も垣間見せた。
そんな佐藤さんが「演技に見とれていた」と絶賛を浴びせ、照れた表情を見せていたのが柳楽さん。2人の初対面は、柳楽さんの名を知らしめた5年前のカンヌ国際映画祭の場だそうで、「何かの縁を感じた」(柳楽さん)、「カンヌで運命の出会いを果たして二度目の出会い」