イ・ビョンホン×クァク・ドウォン、ワシントンで緊迫の会話…『KCIA 南山の部長たち』
イ・ビョンホンが、軍事政権下で独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領の暗殺者を演じる『KCIA 南山の部長たち』。この度、ワシントンDCを舞台とした特別映像と、韓国映画として初めてフランス・パリのヴァンドーム広場で撮影し、世界を股にかけたスケールと緊迫感が分かる場面写真が到着した。
本作は、1979年10月26日、大韓民国の朴正煕大統領がKCIA(中央情報部)部長キム・ジェギュ(金載圭)に暗殺された実話を基に描く衝撃のサスペンス。
韓国で51日、アメリカで4日、フランスで10日、合計65日間に渡って行われたという本作の撮影。今回公開された本編映像では、イ・ビョンホン演じるKCIA部長が、自らアメリカ・ワシントンDCに渡り、かつての友人で自分の前任者でありながらアメリカへ亡命し、韓国大統領批判をしたパク・ヨンガク(クァク・ドウォン)に接触する。
友情と職務の間でかすかに揺れ動くイ・ビョンホンの表情と、リンカーン記念堂やワシントン記念塔をバックとしたロケーションがスパイ映画のようなサスペンスを感じさせる緊迫のシーンとなっている。
さらに、韓国映画で初めて撮影許可を得て行われたパリ・ヴァンドーム広場でも撮影。フランス政府は実話を基にした映画だということで、地方でのドローン使用も含め、本作に撮影許可を与えたという。
いずれも本作のスケールと緊迫感を強く感じさせるシーン。海外の撮影について、パク元部長役のクァク・ドウォンは「とにかく決められた時間にきちんと撮りきらなければならない、という緊張感の中スタッフの集中力が素晴らしかった」と語り、本作に集結した一流の撮影クルーたちに賛辞を贈る。
また、海外のロケ撮影のみならず、韓国映画界トップのスタッフたちが作り上げた国内でのセット・撮影も必見となっている。
『KCIA 南山の部長たち』は1月22日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
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KCIA 南山の部長たち 2021年1月22日よりシネマート新宿ほか全国にて公開
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