くらし情報『『すばらしき世界』役所広司、やる気が空回り!? 自動車教習所シーン到着』

『すばらしき世界』役所広司、やる気が空回り!? 自動車教習所シーン到着

Photo by cinemacafe.net

西川美和監督が役所広司を主演に迎え、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を現代に置き換えて脚本・映画化に挑んだ『すばらしき世界』。この度、主人公・三上が服役中に失効した免許証を取り直すべく、教習車に乗り込む本編映像が解禁となった。

現代社会に鋭く切り込みつつも、西川監督の生み出す、軽やかで人間味に溢れたユーモアが所々で顔を覗かせるのも見どころとなる本作。

「今度こそカタギになる」と強く胸に誓った三上(役所広司)は、ドライバーの職を得るため、服役中に失効した運転免許証をゼロから取り直さなくてはならなかった。夜な夜な学科の勉強にも取り組み、ついに迎えた技能試験。緊張の面持ちで、刑務所仕込みの癖はそのままに真っすぐすぎる行進と、「受験番号8番、三上正夫!」と響き渡る点呼で気合十分。意気揚々と車に乗り込むも、シートベルトをし忘れ、エンジンを派手に吹かし、ギアもあやふや。しまいにはワイパー誤作動と凡ミスを連発…。
緊張と焦りがもう止まらない!?


なんとも言えない空気が車中に漂う中、この不器用で真っすぐな男は、無事にこの試験をクリアすることができるのか。

本映像に登場する三上の身体に染み付いてしまった行進は、役所さんが『うなぎ』で故・今村昌平監督から受けた演出が生かされているそう。

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