くらし情報『【インタビュー】エル・ファニング、監督&製作業でも存在感増す 躍進の裏に「家族の支え」』

【インタビュー】エル・ファニング、監督&製作業でも存在感増す 躍進の裏に「家族の支え」

製作総指揮を経験し、彼女がいま見据える先は?表現者としてさらに覚醒した感のあるエルの、濃密な単独インタビューをお届けする。

企画段階から参加し、自らスタジオに作品を売り込んだ

エルによれば、「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は、元々は戯曲だったとのこと。トニー・マクナマラからエカチェリーナ役のオファーが届き、ドラマ版のプロットと第1話の脚本を読んだ際の第一印象を「圧倒されました」と振り返る。

「トニーは『女王陛下のお気に入り』の脚本も手掛けていますが、その当時はまだ世に出ていなかったんです。だからこの独特の雰囲気を比較するものが何もなかったのですが、すごく特殊でかつ野生的で、だけれど同じくらいエモーショナルで地に足がついていて…それでいて歴史劇の要素も押さえていて、『こんなの読んだことない!』とびっくりしました」。

瞬く間にこの物語の虜となったエルは、「エカチェリーナ役を私に、と言ってくれたこともすごくうれしかったし、迷うことなく即『出演したい』と言いました」と振り返る。しかも、役者としてだけではなく、エグゼクティブプロデューサー(製作総指揮)としての役割も打診してくれたのだという。

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