チョン・ウソン、初めて演じた“優柔不断で強がる”役柄語る『藁にもすがる獣たち』
“カンヌの女王”チョン・ドヨンや、『アシュラ』のチョン・ウソン、『スウィンダラーズ』のペ・ソンウ、A24×プランBの最新作『ミナリ』ユン・ヨジョンら韓国を代表するキャストが集結した『藁にもすがる獣たち』が、2月19日(金)より全国公開。この度、チョン・ウソンの独占インタビューがシネマカフェに到着した。
曽根圭介による犯罪小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)を韓国で映画化、大金を巡って二転三転する予測不能の展開が観客を魅了したクライム・サスペンスとなる本作。
チョン・ウソンが演じた“獣たち”の1人であるテヨンは、出入国審査官で、恋人が残した莫大な借金のため金融業者のドゥマン(チョン・マンシク)に脅され安眠できない日々を過ごしている。ウソン曰く、彼が演じてきた役の中で「最も優柔不断で受け身の男です。そして弱いのに強がる人物」と明かす。
そんな役を彼が引き受けた理由は、チョン・ドヨンとの初共演だ。チョン・ウソンとチョン・ドヨンは同世代の俳優仲間だが、お互い距離感を保ちつつ見守った同僚的な存在だという。
意外にも本作が初共演という2人だが、「今回お互いが撮影にどんな姿勢で臨んでいるのか知るいい機会だった。