チャールズ皇太子夫妻も列席 オスカー最有力『ラブリーボーン』ワールドプレミア開催
(Photo:cinemacafe.net)
残忍な手口で殺害された14歳のヒロインが、天国の入り口から残された家族や友人たち、そして自分を死に追いやった犯人を見つめる姿を描き、批評家の絶賛を浴びている本作。この日のロンドンはあいにくの雨となったが、1,700名超の観客が会場に足を運んだ。
16歳にして本年度のアカデミー賞主演女優賞の有力候補と目される、大注目の新鋭シアーシャ・ローナンは、バーバリーのドレスに、自身が演じたスージーの形見となるチャームを身に付けて登場。「あいにくの天気だけれど、プレミアには美しい夜ね」と笑顔を見せた。初めてのプレミア、しかも皇太子夫妻との対面とあって当初は緊張した様子だったが、皇太子夫妻と談笑する姿も見られた。
ジャクソン監督は「初めての経験なので、とてつもなく緊張しましたが、陛下にお会いでき、とても感動しました。
長い年月を費やして完成したこの『ラブリーボーン』を観ていただけるのが、とにかく本当に光栄です」と感無量といった面持ちで語った。
悪天候と警備上の理由から皇太子夫妻はレッドカーペットを歩かれなかったが、ジャクソン監督とキャストに迎えられて会場に入られ、和やかな雰囲気の中、上映が行われた。
3月のアカデミー賞に向けた賞レースもまもなく本格化!まずはその先陣を切って有力候補作のお目見えとなったが、今後の展開が楽しみなところ。
『ラブリーボーン』は2010年1月29日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
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