田中圭×堤幸彦監督タッグ! 死神刑事役で異色の痛快ミステリードラマ配信
大倉崇裕の小説「死神さん」が、田中圭主演、堤幸彦がメイン監督を務め、「Hulu」でドラマ化されることが決定。この秋、配信されることも分かった。
田中さんが演じるのは、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直し、真犯人を検挙していく人物で、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに。組織内では「死神」とあだ名され、かつて類を見ない破天荒ダークヒーローだ。
1話完結型となっている本作。メイン監督を務める堤監督と田中さんは、映画『包帯クラブ』以来、実に14年ぶり。主演と監督として向き合うのは、今回が初めて。
「前回『包帯クラブ』でご一緒したときは、とにかく堤監督からのムチャぶりがすごかった思い出があります」とふり返った田中さんは、「実は、去年の年末に監督と久々にお会いしたのですが、そこで監督がとても熱くこの作品の話をして、僕が演じる儀藤に関しても肩をぶん回して話してくれたんです。それを受け、僕はどうしようかな、と。家でも台本を読みながら『このシーン、例えば発声の仕方はどうしようかな』と考えていて、奥さんに『こうしたいんだけど、どう思う?』と相談したんです。