ジョニー・デップ、アンバー・ハードに対するアメリカでの名誉棄損訴訟が2022年4月に延期
2019年3月、ジョニー・デップがアメリカのバージニア州で、元妻アンバー・ハードに対して5000万ドルの名誉棄損訴訟を起こした。アンバーが「ワシントン・ポスト」紙に寄稿し、ジョニーの名前は出さなかったとはいうものの、ジョニーによる家庭内暴力の被害者であることをほのめかしたため。
このたび、提訴からほぼ3年後の2022年4月11日に裁判が始まることが決定した。これまでも、ジョニーの『ファンタスティック・ビースト3』の撮影、アンバーの『アクアマン2』の撮影、新型コロナウイルスのパンデミックなどにより何度も延期され、最新の開始日は今年の5月7日に設定されていた。
「Deadline」によると今回の延期の理由はジョニーとアンバーのスケジュールの都合ではなく、新型コロナの影響で未処理の案件を多数抱えた同州の裁判所で、最も早く民事陪審裁判を行えるのが2022年4月11日なのだという。
ジョニーはイギリスでもアンバーが絡む名誉棄損訴訟を起こし、ジョニーのことを「妻を殴る人」と書いたタブロイド紙「The Sun」紙に昨年敗訴。『ファンタスティック・ビースト3』の降板を余儀なくされた。もちろん、ジョニーは敗訴という結果に納得しておらず、3月に行われる2時間ほどの口頭審理で挽回し、上訴の機会を狙う。
(Hiromi Kaku)
「そっち側だったか…」ラスト30秒で衝撃の裏切り発覚「インフォーマ」第3話