『BLUE』『愛がなんだ』『きみ鳥』…切ないだけじゃない!ひと筋縄ではいかない三角関係を描く映画5選
松山ケンイチ主演で、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生き様を描く『BLUE/ブルー』が4月9日(金)に公開。理想と現実の間で悩みながら生きる登場人物たちの人間模様が切なく胸に突き刺さる本作は、主人公の瓜田(松山さん)と後輩の小川(東出昌大)、そして彼らを見守る千佳(木村文乃)、それぞれの想いが交錯する3人の関係性も見どころの1つ。
そんな、ひと筋縄ではいかない複雑な心情が交錯する三角関係を描いた映画には傑作が勢揃い。その中から5作の日本映画をピックアップした。
『BLUE/ブルー』恋に夢にもがき続ける挑戦者たちの静かに熱い物語
誰よりもボクシングを愛する瓜田は、どれだけ努力しても負け続き。一方、ライバルで後輩の小川は抜群の才能とセンスで日本チャンピオン目前、瓜田の幼なじみの千佳とも結婚を控えていた。千佳は瓜田にとって初恋の人であり、この世界へ導いてくれた人。強さも、恋も、瓜田が欲しい物は全部小川が手に入れた。
それでも瓜田はひたむきに努力し夢へ挑戦し続ける。しかし、ある出来事をきっかけに、瓜田は抱え続けてきた想いを2人の前で吐き出し、彼らの関係が変わり始める――。