くらし情報『準備期間は2年、アントワープ大聖堂イベントの舞台裏『SLEEP』本編映像』

2021年3月7日 17:00

準備期間は2年、アントワープ大聖堂イベントの舞台裏『SLEEP』本編映像

Photo by cinemacafe.net

眠りをテーマとしたコンサート「スリープ」の全貌とその裏側を追いかけた珠玉のドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』より、アントワープ大聖堂でのイベント舞台裏を映した本編映像がシネマカフェに到着した。

真夜中から明け方まで、会場に並べられたベッドに横たわり、眠っている間に聞くために作られたマックス・リヒターのライブ演奏を聴く。その間、本当に眠ってしまったり、歩き回ることも自由という、全く新しいスタイルのコンサート「スリープ」。

本作は、誰もが生き急いでいるような現代社会の中、睡眠と芸術を題材に、人間にとって本当に必要なものは何かを考えさせてくれ、同時に劇場の観客も観賞後は実際にコンサートに参加したかのような最高級の“眠り”と“目覚め”の体験を感じられる珠玉のドキュメンタリー。

最初の会話からイベント実施まで、2年かかるといわれる同イベント。映像では、小説「フランダースの犬」の舞台としても有名となったベルギーのアントワープ大聖堂でのイベントの様子が見られる。

神父は「難民が寝るマットレスを模したアート作品から着想を得て、この大聖堂で【スリープ】を講演する案が生まれたんだ」

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