2009年11月30日 18:07
初来日のM・ムーア監督、成田での指紋事件を激白&小倉優子に突撃取材!?
(Photo:cinemacafe.net)
最新作『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』のPRで初来日した社会派ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが11月30日(月)、東京証券取引所・東証ホールで会見し、入国時の税関で起きた“指紋事件”を語った。
初めての日本の印象を司会者から聞かれたムーア監督は「みなさん大変フレンドリーで歓迎ムードを感じる」と前置き。だが「昨日、(成田)空港の税関で指紋を求められたんだ。55歳になるけど一度もなかったこと。自分のプライバシーを守る権利があるから『なぜ?』と聞いたら、別室に連れて行かれた。僕が質問した人は返答できず代わりに現れた上司のような人が、任意で指紋を取らせるか、国外退去で指紋も取られるかの二択だと言った。どっちにしろ指紋を取られるなら仕方ないと思って取らせたよ」と一挙にまくしたてた。税関で渡されたという説明文が記載された紙を広げてみせ、オカンムリ?と思いきや「コメディのように感じているよ。
外国の方がアメリカに入国するときも指紋を取られるんだって?知らなかった」と笑顔を見せた。
続いて金融、社会状況が厳しい日本にメッセージをと、会場の質問者から求められると「アメリカでは7.5秒に一家族が家を差し押さえられ退去させられる現実がある。