のん主演『私をくいとめて』日本映画批評家大賞でW受賞
大九明子監督×のんのタッグで贈る映画『私をくいとめて』が、日本映画批評家大賞において監督賞と主演女優賞のW受賞が決定した。全国にて公開中の本作は、都内では3月20日(土)より1週間、下高井戸シネマでの上映も決定している。
公開に先立ちワールドプレミア上映が行われた第33回東京国際映画祭では、一般観客の投票で最も多くの支持を獲得し、本年度唯一のアワードとなる観客賞を受賞したことでも話題となった本作。
今回受賞が決定した「日本映画批評家大賞」は、今年で第30回を迎える映画批評家だけの目で選んだ映画賞。
監督賞は、『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』といった女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九監督。主演女優賞は、脳内に相談役「A」を持つ主人公のみつ子に扮した女優・創作あーちすとののんさんが受賞した。
日本映画批評家大賞は、選考理由として「誰しもの心にある“ダーク”なところを描きながらも、それを弾けるようなポップさで昇華させる。『私をくいとめて』はまさに“今“を感じさせる、クオリティの高い大九監督の代表作になったといえるだろう」、「脳内に相談役のAという存在を誕生させてしまった31歳のひとりの女性を、これほど説得力を持って演じ切ったのんの演技力は素晴らしかった」