シャネルの生涯と実像に迫った最新ドキュメンタリー『ココ・シャネル』公開
ココ・シャネル没後50年、女性のための永遠の香り「No.5」誕生100年を記念し、ココ・シャネルの最新ドキュメンタリー『ココ・シャネル 時代と闘った女』が公開されることが決定。併せて、メインビジュアルが解禁となった。
第一次世界大戦後、「皆殺しの天使」とまで称されるほど19世紀的な価値観を葬り去り女性を因習から解放して、女性として史上初の世界的実業家となったココ・シャネル。
彼女はピカソ、ストラヴィンスキー、ディアギレフ、コクトーなどの芸術家、チャーチルやウィンザー公などの政治家や王侯貴族との交流、めくるめく幾多の恋を通じて得たインスピレーションと人脈を駆使し、モードの帝国を第二次世界大戦前までに築き上げていた。
ところが、ナチスドイツによるパリの占領が解けた1944年、彼女は突如としてパリを脱出しスイスへ向かう。以後、齢70歳にして劇的な復活を遂げる1957年まで、10年あまりもの長きにわたり沈黙したのだ。
シャネル自身により、また評伝や映画などで虚実ないまぜの様々な物語が語られてきたが、それらの多くは、沈黙の謎が確証を持って暴かれる2011年以前のもの。本作は、この実証を踏まえた上で、シャネルの生涯と実像に迫った最新ドキュメンタリーである。
今回解禁されたメインビジュアルには、「最もエレガントで 最も手ごわく 最も寛大で 最も執念深い 最も象徴的で 最も謎めいている そして誰よりも未来を見ていた」というコピーとともに、若き日のシャネルの姿が写し出されている。
『ココ・シャネル 時代と闘った女』は7月23日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ココ・シャネル時代と闘った女 2021年7月23日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開
©Slow Production, Arte France
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