2021年3月13日 12:00
【インタビュー】吉川愛 アリエルに憧れた少女がディズニー新ヒロイン・ラーヤに抱いた“孤独”と“成長”の魅力
時代ごとに常に多様な女性像を描き出してきたディズニーがまた新たなヒロインを誕生させた。先日、公開を迎えた『ラーヤと龍の王国』の主人公・ラーヤは、過去のディズニーのヒロインの中でも屈指の強さを誇りつつも、全てを失った“ひとりぼっち”な存在である。そんな彼女が旅を続けながら仲間に出会い、大切なものに気づかされていく姿を描く。ラーヤの日本版声優を担当した吉川愛に本作、そしてラーヤの魅力について話を聞いた。
「自分を信じられるような努力」が大切
今回、声優初挑戦となった吉川さん。子どもの頃からディズニー・アニメーションが大好きだったそうで、ラーヤ役に決定する以前、オーディションの段階から「信じられない」気持ちだったという。
「オーディションは、すごく緊張しました。“ディズニー”というワードをまさかお仕事で聞けるとは思ってなかったですし、『(受かる受からない以前に)いい経験をさせていただいたなぁ…』という気持ちでした。
だから受かった時は『え…!?』という感じで。別のお仕事の休憩中に電話で知ったんですけど、まさか受かると思ってなかったので『私?』って(笑)。普段からアニメはよく見るので、声優さんという仕事への憧れはありました。