大泉洋×松岡茉優だから「面白い」『騙し絵の牙』吉田大八監督と書店店主がトーク!
主演・大泉洋ほかオールスターキャストで贈る『騙し絵の牙』。そのトークショーが3月14日(日)、東京の天狼院書店Esola池袋店で行われ、吉田大八監督と天狼院書店店主・三浦崇典さん(福岡天狼院よりリモート出演)が本作について、また豪華キャスト陣についてトークを繰り広げた。
大手出版社・薫風社を舞台に、権力争いや雑誌の廃刊などを巡って、自らの守るものをそれぞれに抱えたクセモノたちが生き残りをかけた壮絶な騙し合いバトルを繰り広げる本作。出版業界や書店業界を舞台にしていることから、今回のコラボトークショーが実現した。
原作小説に惹かれた点について吉田監督は、「出版業界の中でのサバイバルをかけた争いを借りて、俳優のドラマチックな表情を見せることのできる物語だと思った。そこを軸に考えたときに、僕の大好きな映画『仁義なき戦い』をやるくらいの気持ちで脚色しました」と名匠・深作欣二監督の傑作実録路線映画をイメージしたという。
大胆な脚色も施されているが「小説を読んだ方にも映画を楽しんでもらいたいという思いがあり、原作ファンの期待に添いながらも、いい意味で気持ち良く“騙し”たかった」と監督。「ぜひ先に原作を読んでいただき、出版社の知識を入れてもらえれば、より映画を楽しんでもらえると思う。