『007 死ぬのは奴らだ』の悪役Mr.ビッグを演じたヤフェット・コットーが死去 81歳
ロジャー・ムーア主演作『007 死ぬのは奴らだ』のドクター・カナンガ/ミスター・ビッグ役、『エイリアン』のデニス・パーカー役などで知られるヤフェット・コットーが81歳で亡くなった。妻のテシー夫人がヤフェットのFacebookで報告した。
「あなたはこれからいくつかのインタビューを受ける予定だったし、『G.I.ジョー』の映画や、トム・クルーズやそのほかの映画への出演オファーももらっていたのに。本も出す予定だったし、ヨガナンダの教えに基づく宗教団体も設立予定だったじゃない」と残念そうにつづった。
「映画ではよく悪役を演じたけれど、私や多くの人にとって、あなたは本物のヒーローだった。良い人間、良い父親、良い夫で、きちんとした人間だった。そんな人はめったにいない。ハリウッドの伝説的で最高の俳優の一人」とヤフェットに賛辞を贈った。
ジェームズ・ボンドの公式ツイッターアカウントは「私たちは彼の家族と友人の心に寄り添います」とメッセージを送り、追悼。ファンも「ロジャー・ムーアのもとに旅立ったね。あっちでも闘うのかな」「ボンド作品で最高の敵役の一人」などと偲んでいる。
ヤフェットはテレビ界でも活躍。