キム・ミニ×ホン・サンス監督、7度目のタッグ『逃げた女』6月公開&予告編
世界的に注目を集める韓国映画界において、ひときわ特異な存在感を放ち続ける映画作家ホン・サンスが、公私にわたるパートナーであるキム・ミニとの7度目のタッグを組んだ『逃げた女』の公開が6月11日に決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。
本作で、2020年・第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞し、2021年の同映画祭では最新作『INTRODUCTION』(原題)が銀熊賞(脚本賞)に選ばれ、2年連続して銀熊賞受賞の快挙を果たしたホン・サンス。
また、キム・ミニは2017年には『夜の浜辺でひとり』で同銀熊賞(主演女優賞)を受賞、『お嬢さん』で強烈な印象を残したことでも知られる。
2020年、フランスを代表する映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」が選ぶベストテン2位にも選ばれた本作は、監督作品の常連俳優のソ・ヨンファやクォン・ヘヒョほか、コロナ禍の日本でスマッシュヒットを記録した『はちどり』のヨンジ先生を演じたキム・セビョク、「スタートアップ:夢の扉」「恋するアプリ Love Alarm」のソン・ソンミなど実力派が顔を揃えた注目作。
5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めてひとりになったキム・ミニ演じる主人公ガミ。