『サンドラの小さな家』フィリダ・ロイド監督「クレアの演技をとても誇りに思う」
2人の幼い子どもたちと共にDV夫から逃げ出した女性が、自分たちの家を自ら建てる『サンドラの小さな家』が4月2日(金)より公開。本作の監督を務めた『マンマ・ミーア!』の名匠フィリダ・ロイドのインタビュー映像が到着した。
英国演劇界を代表する舞台演出家フィリダ・ロイドは、1999年に傑作ミュージカル「マンマ・ミーア!」演出を手掛け、その映画版としてメリル・ストリープ主演の同名映画を監督。劇場長編初メガホンながら映画『マンマ・ミーア!』はゴールデン・グローブ賞作品賞、英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされ世界的な大ヒットとなった。
その後、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』では、再び主演に迎えたメリルをアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞に導いた。それから約10年、待望の劇場映画3作目に彼女が選んだのは、アイルランド出身の舞台女優で映画界ではほぼ無名のクレア・ダンが初めて書いた本作の脚本。
ロイド監督は2012年から手掛けたオール女性キャストのシェイクスピア劇三部作でクレア・ダンの演技力を評価し、大役をキャスティングしている。本作を監督することになったきっかけを質問すると、その舞台公演中のことだという。