全米映画俳優組合賞(SAGアワード)、最高賞に当たるキャスト賞は『シカゴ7裁判』
第27回全米映画俳優組合賞授賞式(以下、SAGアワード)が、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われた。例年、1月の最終日曜日に開催されるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期に。式の時間も2時間から1時間に短縮された。
アカデミー賞を占うのに“最重要”の賞として位置づけられているSAGアワードで、作品賞かつ最高賞に当たるキャスト賞を受賞したのはアーロン・ソーキン監督作『シカゴ7裁判』だった。ほかにはスパイク・リー監督作『ザ・ファイブ・ブラッズ』、ジョージ・C・ウルフ監督作『マ・レイニーのブラックボトム』、リー・アイザック・チョン監督作『ミナリ』、レジーナ・キングの監督デビュー作『あの夜、マイアミで』がノミネートされていた。
受賞結果は以下の通り。
【映画部門】
キャスト賞
『シカゴ7裁判』
主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』
主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス『マ・レイニーのブラックボトム』
助演男優賞
ダニエル・カルーヤ『Judas and the Black Messiah』
助演女優賞
ユン・ヨジョン『ミナリ』
スタント・アンサンブル賞
『ワンダーウーマン 1984』
【テレビ部門】
男優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)