西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』妻との記憶が刻まれた愛車と佇むビジュアル完成
村上春樹の短編小説を西島秀俊の主演で、海外からも注目を集める気鋭・濱口竜介監督が映画化した『ドライブ・マイ・カー』。三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣が集結した本作のティザービジュアルが解禁された。
原作に惚れ込み自ら映画化を熱望し、脚本も手掛ける濱口監督は、商業映画デビュー作にしてカンヌ映画祭コンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞(審査員大賞)受賞という快挙を成し遂げた短編集『偶然と想像』、さらには脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台で快進撃を続けてきた。
そんな濱口監督が手掛けた本作から今回解禁となったティザービジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる主人公・家福(西島秀俊)と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさき(三浦透子)の姿が印象的なもの。
また、「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させ、さらに背後に広がる海と相まってスケール感のある展開に期待が高まるビジュアルとなっている。