ジョニー・デップ、伝説のアウトローに強い共感「一番の恐怖は、妥協してしまうこと」
(Photo:cinemacafe.net)
ハリウッドきっての人気スター、ジョニー・デップが、伝説の銀行強盗、ジョン・デリンジャーを演じた最新主演作『パブリック・エネミーズ』を引っさげ、約2年ぶりに来日!1,000人を超えるファンの熱いお出迎えから一夜明けた12月9日(水)、単独来日会見を行った。
大勢の報道陣を前にして、「この2年は長すぎました。東京は、いつも温かく歓迎してくれるので楽しみにしていました」と笑顔で挨拶。自身が演じたデリンジャー役について聞かれたジョニーは、「彼とは生まれたところがとても近く、知れば知るほど共通点が多いことに驚きました。子供時代はワイルドで反抗的だったというのも似てると思います。また、デリンジャーは少年の頃に過ちを犯して犯罪に走ってしまったけど、僕だって場合によっては同じ道をたどっていたかもしれない。それから、彼は投獄され、10年間牢屋という犯罪学校で学んだことをかっこよく生かしていった。敵である銀行から“自分のものは自分で取り返す”という、シンプルな気持ちを持つのは勇気がいることだと思うし、彼が決して人を傷つけないというところは尊敬します」と彼に対する強い共感を語った。