くらし情報『「世界 本の日」に公開『ブックセラーズ』監督「ポスターに猫を入れたかった」』

「世界 本の日」に公開『ブックセラーズ』監督「ポスターに猫を入れたかった」

と明かす。

そして本作に登場するブックセラーたちを、「“良き変人(GOOD WEIRED)”です」と表現する。「誰もが変わり者だけど聡明で素晴らしい人物たちなので、あまりに学ぶことが多くて完成まで丸3年かかってしまいました。でも映画監督としては、彼らだけでなく、本そのものがとてもヴァラエティに富んだ視覚的な存在だということにも大きな魅力を感じました」と語った。

フラン・レボウィッツが登場し、パーカー・ポージーがナレーションだけでなく製作総指揮も担当した理由については、「フランは作家で評論家でコメンテーターで、本の世界の偉大な人物だと誰にも認められています。それに、彼女の歯に衣着せぬ発言は有名で、ニューヨーク映画祭では彼女のユーモアあふれる発言に笑いが起きてました」と語り、「パーカー・ポージーもニューヨークのカルチャーを語る上でとても重要な人物」という。

「二人だけでなく、本を愛する人たちの協力があってこそ、この映画は完成しました。ニューヨークでも書店の状況は厳しいですが新しい潮流もあります。
ただ過去を懐かしむのではなく未来も感じられる映画にしようと思いました」と、本作に込めた思いを続ける。

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