パトリック・デンプシー、金融を操る“悪魔”役は「楽しい挑戦」ドラマ「DEVILS」を語る
だからこの役を引き受けた。普段との落差に興奮するよ。毎日が楽しい挑戦なんだ」と、オファー時の裏話と率直な気持ちを語ってくれた。
さらに、映像では収まり切らなかったインタビューコメントも到着。まず、本作の企画のどこに魅力を感じたかについては「とても気に入った。アメリカ人の視点から見ることに慣れていた経済界を、ヨーロッパ人の視点から描いていることにも魅力を感じた。新鮮だと思ったよ」と本作の特徴でもある国際性に言及。
また、「SUBURRA -暗黒街-」での好演が話題のイタリアの新星、アレッサンドロ・ボルギが演じるマッシモと、ドミニクの複雑な関係について「ドミニクは支配力を維持するためにマッシモを必要としている。
2人の関係の脆弱性は、ドミニクの弱点にもなっている」と明かす。
「マッシモに対するドミニクの愛情は、真実の愛だといえるし、彼らの関係は仕事上だけのものではないんだ。だからマッシモが期待を裏切るようなことをするとドミニクはひどく落胆するし、その一方でマッシモになら自分の弱さを見せることもできる。深い愛で結ばれているからこそ、彼らは互いの裏切りを深刻に受け止めるんだ。誰が最初に誰を裏切るのか、そして裏切る理由は何か。