パトリック・デンプシー、金融を操る“悪魔”役は「楽しい挑戦」ドラマ「DEVILS」を語る
それが、このシリーズの見どころのひとつだ」と今後の展開について触れ、「そのすべての鍵となっているのが忠誠心で、それは“悪魔”たちのもっとも魅力的な一面でもある」と示唆する。
国際色豊かな共演者たちとの現場の雰囲気については「キャストはローマで一緒に“休暇”を過ごしている仲だから、非常に親密な間柄だった。撮影現場は素晴らしい雰囲気」とふり返り、「様々な言語が飛び交うなかで仕事をするのは、正直とても大変だったよ。でも、僕はそうしたプロセスを心から楽しいと感じていた」と、慣れない環境でも楽しむという彼らしいスタンスも明かした。
銀行家という職業について聞かれると「問題となるのは、拝金主義や資本主義、そして資本主義と民主主義の持続可能性だ。それらは、このシリーズのテーマにもなっている」と、本作のメッセージを考えるうえで大事な姿勢を示してくれた。
ストーリー
米大手投資銀行ロンドン支社のトップトレーダー、マッシモ(アレッサンドロ・ボルギ)は副社長就任目前で何者かに仕掛けられたスキャンダルに巻き込まれる。その矢先、オフィスで死亡事故が起き捜査の矛先がマッシモに向けられてしまう。
彼を陥れたのは誰なのか、ユーロを破滅させようとする恩師と組むべきか阻止するべきか、ヨーロッパ経済の崩壊が迫る中、マッシモは決断を迫られる――。
(text:cinemacafe.net)
悪魔の憑依が伝染する絶望オカルト・ホラー『邪悪なるもの』1月公開決定