メル・ギブソン、謎の“ラスボス”怪演「探求するキャラクターとして面白い」『コンティニュー』
『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ』シリーズのフランク・グリロが、タイムループの中でレベルアップしながら真実に近づいていく『コンティニュー』。本作で“ラスボス”となる、世界滅亡を目論む科学者・ヴェンダーを演じるのはメル・ギブソン。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』での悪役も印象的な彼は、本作でも見事な極悪っぷりを発揮。殺し屋集団を率いてグリロ演じる主人公・ロイを何度も殺しにかかるという役どころを怪演している。
ジョー・カーナハン監督とグリロからのオファーで本作の出演を決めたというメル・ギブソン。「ジョーとフランクに映画に出てくれって頼まれたんだ。きっと楽しいからって言うんだ。それは十分な理由だと思ったよ」と出演の経緯を明かす。
また、ヴェンダーのキャラクターについて「ヴェンターという奴は、弁舌で自分の声にうっとりするんだ。それは僕にとって難しいことだよ。自分をもったいぶって扱うなんて。世界征服を目指す社会病質者なら普通、かなり自己陶酔するんだろうね」と分析。
「そういう面で、ヴェンター大佐は、演じるキャラクターとして、また探求するキャラクターとして面白い。複雑な人間なんだ」