『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』監督、前作に込めた“家族”を描くテーマは健在
エミリー・ブラント&ジョン・クラシンスキー夫妻がそれぞれ主演、監督を務め、世界中で大ヒットした体感型ホラーの最新作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。今作でも監督を務めたクラシンスキーから、“家族”と“子どもたち”を想う熱いコメントが到着した。
”何か”の襲来を避け、遠くへ行くことができないアボット一家の状況を表現するため、ニューヨークのハドソンバレーや、その近郊にあるいくつかの主要なセットのみで撮影が行われていた前作。
一方で、一家が住処を失い、外の世界へと足を踏み入れていく最新作では、家の中から廃墟、列車、船着き場…と撮影エリアが大きく広がり、”音を立てたら、超即死”の展開がさらにスケールアップ。
主演であり、プライベートでは自身の妻でもあるエミリー・ブラントとの間に2人の愛娘を持つクラシンスキー監督は、前作の製作時は劇中のアボット家の姿を通して、自分の子どもたちにも強く育ってほしいという父親からのラブレターの意味合いも込めて製作していたという。
その熱い想いは最新作でも健在で、今回では様々な場所で撮影が行われたが、なかでもクラシンスキー監督はアボット家の地元周辺を描くにあたり、代々ペンシルベニア州の鉄鋼労働者だった自身の家族を参考にした。