西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』カンヌ・コンペ部門に出品! 早くも海外から注目集まる
村上春樹の短編小説を西島秀俊主演で映画化した『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ正式出品されることが決定した。
7月6日より開催される、世界三大映画祭のひとつ「カンヌ国際映画祭」。今回本作が出品される“コンペティション部門”は、最高賞パルムドールを競う部門として最も注目が集まる。
2019年には、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝き、その後、アカデミー賞も獲得するなど大きな話題となった。
濱口竜介監督にとっては、商業長編デビュー作『寝ても覚めても』に続く、2度目の同部門出品という異例の快挙。「歴史あるこの映画祭で、多くの観客がこの映画と初めて出会うことを想像して湧き上がるような興奮を感じています。この映画に写った素晴らしい俳優たちの演技を、そこから世界に向けて示せることにワクワクします」と喜びを語っている。
また、主演の西島さんは「監督が人間について深く思考し愛情を注いだ『ドライブ・マイ・カー』のカンヌ映画祭コンペ部門選出を心から嬉しく思います。
濱口監督、おめでとうございます。沢山の皆さんに観て頂けることを祈っております」