ダニエル・オートゥイユ、“大切な過去”の完全再現に驚嘆…『ベル・エポックでもう一度』本編映像
フランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ主演最新作『ベル・エポックでもう一度』から、ダニエル演じる主人公のヴィクトルがオーダーメイドの時間旅行を体験する姿を捉えた本編映像が到着した。
今回解禁された本編映像は、「全員 位置について」というアントワーヌ(ギョーム・カネ)の合図で“キャスト”たちが動き出す様子から始まる。
劇中でアントワーヌが提供する<タイムトラベルサービス>は、どんな過去でも美術セット・照明・俳優を使って注文通りに再現し、客はその世界の住人として1日を体験することが出来る体験型エンターテインメントサービスだ。
今回の体験者は主人公ヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)。自身がオーダーした“1974年5月16日のフランス・リヨン”の街並みの再現度に驚嘆し、キョロキョロとあちこちを見ながら歩みを進める様子が実に愛らしい。
それもそのはず、すれ違う人たちの服装は70年代当時のファッション、街を走る車はシトロエン・アミ8コンフォートやシムカ・1000らしき当時の名車たち。スマホも携帯もないので街角には公衆電話が設置されている。
一部壁紙が剥がれた箇所を見つけ、これが“セット”であることを再認識するヴィクトルだが、眼前に現れた想い出のカフェに目を奪われ、思わず口をポカンと開けたまま立ち止まり、目を輝かせる。