愛あるセレクトをしたいママのみかた

フランスの天才少女が来日! 『ユキとニナ』舞台挨拶でさくらまやが歓迎の熱唱!

cinemacafe.net
フランスの天才少女が来日! 『ユキとニナ』舞台挨拶でさくらまやが歓迎の熱唱!

(Photo:cinemacafe.net)

今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に出品され、多くの称賛の声が寄せられた『ユキとニナ』。そのカンヌで“小さな大女優”と絶賛された主演のノエ・サンピが来日し、12月22日(火)に東京・日仏学院で行われた本作の試写会で、諏訪敦彦監督と共に舞台挨拶を行った。

映画で演じたユキと同じく、日本人のお母さんとフランス人のお父さんを持つノエは日本語で「こんにちは」と挨拶するも、大勢の観客を前にちょっぴり照れくさそう。本作で映画初出演を果たしたが「映画に出れてすごく嬉しかった」と語った。ノエの好きなシーンは「ニナちゃん(=アリエル・ムーテル)とケンカをするシーン」とのこと。監督は「普段から仲が良かったからケンカのシーンは演じづらくなかった?」と聞くと「そのちょっと前に、本当にケンカをしたのでそのときのことを思い出してやってみた」と監督もそれまで知らなかった秘密を明かし、会場を沸かせた。

諏訪監督はノエを選んだ過程について「何人かの子と会って、即興の演技をやらせてみたりしたんですが、彼女には見ているだけで惹きつけられた。(撮影は)楽しくも大変でしたが、彼女の素晴らしい存在感が映画の中で表現されていると思います」と称えた。


この日はゲストとして、今年の日本レコード大賞の新人賞を史上最年少受賞した、“天才演歌歌手”さくらまやが登場。ノエに花束を贈呈した。まやちゃんは映画について「ノエちゃんの演技がとっても自然ですごいな、と思いました。私の好きなシーンは森の中を歩いてるシーンと妖精の手紙を書くシーン」と語った。これに対し、ノエは「森の中のシーンは面白いけど、石とかがあって大変だった…」と撮影の様子を明かしてくれた。

そして、まやちゃんは、かつてマイケル・ジャクソンも歌った「ママがサンタにキッスした」を英語バージョンで披露!まやちゃんの歌声に諏訪監督は「素晴らしい。僕は本当はミュージカルが大好きで、いつかミュージカル映画を撮りたいと思ってるんです。そのときはぜひ!」と壇上で早くもまやちゃんにオファーを出していた。


さらに、来年に向けての目標を尋ねられたノエとまやちゃん。ノエは「今年はカンヌに行ってすごく楽しかった。来年はベルリンの映画祭に行きたい」と目標を掲げた。まやちゃんは「キャンペーンでいろんなところに回った1年でした。来年ももう一度キャンペーンを頑張って、みなさんに『ありがとうございます』と言いたい」と語り会場の大人たちを唸らせた。

『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。

■関連作品:
ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開

■関連記事:
主演ノエ・サンピ&諏訪敦彦監督舞台挨拶付き『ユキとニナ』試写会に5組10名様ご招待
女優選びは“直感”!『ユキとニナ』諏訪敦彦×イポリット・ジラルド記者会見
モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催
【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見
【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!

提供:

cinemacafe.net

この記事のキーワード